リンク経路を確認すると
「MOS試験」というキーワードがちらほらと見えます。
世間で(システム関係者じゃなくて)それなりに知られている試験てことなんでしょうか。
確かに、「会社にOfficeがない」環境のほうが珍しいのかもしれませんね、昨今。
WordやExcelをまったく知らないというビジネスマンはいないでしょう。
あくまでこれは私の感覚ですが、誰かのスキルを評価するという点において、
「MOS持ってるからといってどうということはない」です。
勿論、面接の際にはそれなりに見ます。
「ああ、最低限は使えるんですね」くらい。
実際問題、面接で初対面となると、Officeのスキルなんてわかりゃしません。
Excelを「マス目のあるメモ帳」程度にしか思ってない人なんて引いた日には涙目です。
という意味で、最低限の保障をしてくれるものだと思っています。
「持ってるのと持ってないの、どっちがいい?」
……となると、勿論持っていた方が良いです。
が、普段から会社で仕事をしている人なら、
その人のOfficeスキルは周りの人は「認識として」知っているわけですから、
そこで「MOS持ってるんだぜ」といっても「へぇ」くらいにしかなりません。
なので、新卒とか、転職するときにあったらちょっといいかも?という感じでしょう。
「お、こいつやるかもしれん」と思うのは、
MOSのAccess+VBAエキスパート、Excel+VBAエキスパートといった複合技。
VBA使える人となるとごく一部に限られてきますし、
使いこなせる人は即戦力になり得ます。
なので、とるならVBAや、ほかのIT知識を証明できる資格と複合するとよろしいかもしれません。
MOSで一般的な事務仕事はできます、と言えます。
……実際実務で役に立つかは別ですが、ないよりはマシです。
そこにJAVA系、VBA系などの言語
or サーバセッティング(MCTSなんかの該当資格)
or ネットワーク(CCNAとか)のどれかが加わると、
「つかえるかも?」から、「つかえるだろう」になるかなと思います。
---------
なんかMOSを否定してるみたいな文脈になってしまいましたが、
MOSは手軽に受けられるという意味では、入門として大変オススメです。
私も最初はそうでした。
受験費用はちょっと高いかもしれませんが、特に高校生や大学生は、
今のうちに受けたら良いかもしれませんね。
知識は一つ一つしっかりと積み上げるものですから、
勉強に意味がないことはないのです。その結果、資格になると。
がんばりませう。