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カクヨム/なろう投稿作品についてアレコレ考えるブログ

小説投稿などについて書いてます。

(改)世界を守る? 世界を救う? #narou

※この記事は2015/05/07に投稿したものに、若干の修正を加えて再投稿したものです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ twitterで連ツイしたのをまとめてみました。 #-------------- 「世界を救う」というアプローチよりも、「どうやって滅びから身を守るか」を考えるアプローチの方が、自分は得意だ。というのも、世界を救うなんてのは限られた人にしかできないことで、つまり、自分にできることは他人にもできることで。だったら普通自分から行かないよねって話。 「セイレネス」は、まさに「どうやって滅びから身を守るか」を(ごく一部を除き)皆が考えている。考えているけど、それぞれのその方法論に干渉・齟齬があって、なかなか一致団結とはいかない。ネタバレしますが、彼らは一致団結しません。 「滅びから身を守る」だけなら、何も角付き合わせてた人たちが団結しなくたって良いじゃない。……ってことになる。政治や経済の都合、軍事バランスの都合、未来への投資、そういうものが綯い交ぜになるから。 「セイレネス」では、登場人物たちがそれぞれの思惑で「実に勝手に」行動します。その結果、ぶつかったり殺しあったりしちゃうわけです。でも方向は皆一致していて「この状況を何とかしたい」という思いが根底にあるのは事実なわけです。 こういうアプローチだと「みんな仲良く」という状況は成立しません。自分たちが理想を持っていればいるほど、対立する他人を排除していかなければならなくなります。最後に勝者となるためには過程が汚くても仕方ないと考える人もいます。 ……という考え方は、多分、実に現実的であたりまえのもの。社会は善悪の対立ではないので。正義の反対は別の正義なんですよと。その中に私は「世界を滅ぼす者(=混沌)」をポツッと垂らしてみたわけです。それが「セイレネス」。 #-------------- という具合に、結構ちゃんと考えているつもりです。 よろしければ是非お読みくださいませ。 ■セイレネス ちなみに「メビウスと蛇」シリーズの第一部『深淵のジークフリート』も、まさに「滅びに抗う物語」でした。 こちらも併せてご覧下さいませ!