樹脂標本を作ってみよう(1)
樹脂標本とは……?
ざっくりいうとこういう奴。
この写真の左上と右下二つが研磨済みの完成品です。右上のコップ入りのも完成といえば完成。真ん中三つは未研磨状態。
最終的にはカブトムシやクワガタを入れたいのですが、今は時期ではないので。どうせたくさん採集してくるので、うちで死んでしまった個体を使う予定。このために殺すってのはちょっと考えられない。命は大切よ。
とりあえず、その練習として、セミの脱け殻をいくつか固めてみました。
ピラミッドに封入。なかなかうまくいった。ただし未研磨。
がっつり研磨すると↓みたいな感じになります。
道具は何が必要?
色々ありますが、安く押さえたいならば、「不飽和ポリエステル樹脂」をおすすめします。ホーマックで普通に売られてます。
私が使ってるのはコレ。
①ポリエステル樹脂 注型用
②硬化剤(これがないと樹脂が固まらない)
③シリコンの型(どういう形のものを作るかで変わってくる)
私は↓の立方体形を愛用。オリジナル型も作るけどそれはまた別に。
starPG シリコンモールド 3サイズ セット レジン 樹脂 石膏 オルゴナイト アロマハイストーン ワックスサシェ 型 (キューブ)
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④紙コップ、攪拌棒、↓のようなコンテナ(タッパー)
⑤ヤスリ一式
私は80番から使っています。耐水ペーパーまたは金属メッシュをおすすめ。
↓に例を挙げますが、ホームセンターにいって現物見るのが吉。
私が使っているのは参考までに、80、120、180、240、320、400、600、800、1200、1500、2000です。下線のがたぶん必須。間のはあったらちょっとだけ気が楽。なくても支障ありません。
SK11 ポリネット両面やすり 木材・金属用 93×230mm 3枚入り C#120
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↓のセットもなかなか良いです。持っていて損はしないかと思います。
⑤ルーター
精神衛生上、あったほうが心強いけど必須ではない。FRPは固いので、変な飛び出しとか傷とかが出来てしまうと面倒くさい。その時に威力を発揮します。先端部は別売のものもあった方がいいかも。その辺もホームセンター行ってみてみてください。
⑥封入するもの
ここはアイディア勝負になりますが、
・花
→ ドライフラワーにする必要あり(最上部の樹脂標本の花とかも全部ドライフラワーです)
・虫
→ 展翅乾燥が必須でいろいろ準備しなきゃならないので別の機会に。
・その他
→ 「水気」がなく、熱に極端に弱いものでなければいけるはず。
ざっくりとこんな感じです。
⑥のアイディアと下処理次第で幾らでもバリエーションは作れますね。
こんなふうに作ることも可能です(写真のは未研磨です)
ざっくりこんな感じです。
次の更新では原色ドライフラワーについて説明する予定ですが、ググれば答えはあるのよね(笑)
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