スパニングツリー
というわけでメモ。
STP IEEE802.1d インスタンスは1つ/VLAN 負荷分散可能
RSTP IEEE802.1w インスタンスは1つ/VLAN 負荷分散可能
MST IEEE802.1s インスタンスは1つ/複数VLAN 負荷分散可能
CST IEEE802.1q 全体で1つ 負荷分散不可能
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なんとなく、いわゆる普通のSTPについて、
実社会に置き換えて考えてみる。
接続された際には、
自分をルートブリッジとみなしてBPDU送信。
違ったことがわかるとおとなしく待機。
ルートブリッジであると世界的に(LAN的に)承認されたら
意気揚々とルートポート、指定ポート、非指定ポートを選ぶ作業に移行。
そこでいじめられっ子(ブロッキングポート)を決定。
人間社会と同じで、必ず非差別な者が選ばれるんですね、悲しいことに。
そしてBOSS(ルートブリッジ)は自分の気分(helloタイマー)で、
周囲の子分たちの様子を確認する。
もし万が一、BOSSの巡回が無くなった(MaxAge分待った後)場合、
組織のナンバー2がBOSSに成り代わる。
いじめられっ子が起死回生をかけて、雌伏のときをすごし(ForwardDelay2回分)て
いざ地位を回復。
即効で手頃なヤツがいれば、代わりのいじめられっ子を選出。
……ここまではCCNAレベルですね。
問題は、こっから先。
CST、PVST、PVST+なんかもしっかり抑えねばならぬですな。
さくっと適当なたとえ話ができる程度に身に着けていないと
やっぱり役に立たないものだろうなと思うのですよ。
その点、まだまだやっつけ感たっぷり。
よろしくないですな。