VLAN間ルーティング@BCMSN
引き続きまして、黒本第4章。
「VLAN間ルーティングとマルチレイヤスイッチ」の2周目。
(1回目)14/23 ⇒ (2回目)19/23
ちょっとは進歩したように見えます。
BCMSNでは比重の小さくない単元につき、
重点的に攻略する必要がありますね。
ルーティングがレイヤ3技術であることはCCNA突破していれば
誰でも把握しているはず。
MLS(マルチレイヤスイッチ)であれば、
ルータの代わりにその処理が出来ますね。
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①ルータ・オン・ア・スティック
ルータを使う場合、関連するVLAN全てをそこにtrunkで接続しなければなりません。
この1本の線で外部ルートプロセッサ(この場合はルータ)と接続された状態を「Router on a stick」。
この線がダウン=VLAN間ルーティング不可能=冗長性がない。
②VLAN間ルーティングの経路確認
pingとtraceroute。
後者はwindowsの場合、tracertなので混同しないように注意。
③VLAN間ルーティングの状態確認
show vlans
⇒接続VLAN_ID、インターフェイス、VLANのIPアドレス、送受信パケット数
④CAMテーブルとTCAMテーブルの違い
■CAMテーブル :
「0」と「1」の2進法
MACアドレステーブル(L2)
検索時 ⇒完全一致が必要
■TCAMテーブル:
「0」と「1」と「どっちでもOK」の3進法(TCAMのTはtenary=3進法)
IPルーティングテーブル(L3関係とL4)
検索時 ⇒部分一致でOK
⑤インターフェイスとレイヤ
L2物理:アクセスポート(switchport trunk / access)
L3物理:ルーテッドポート ( no switchport)
論理:SVI、ポートチャネル
※MLSはハードウェア(ASIC(ラインカード))でスイッチングを実行する
⑥SVI設定
(config)#ip routing ←L3ルーティング有効化
(config)#interface vlan 10 ←SVI設置
(config-if)#ip address 192.168.1.1 255.255.255.0 ←普通にI/Fに設定するようにIP設定
⑦パケットスイッチング
1.プロセススイッチング:キャッシュ使わない
2.ファストスイッチング:学習結果をキャッシュ
3.CEFスイッチング(=トポロジベーススイッチング):
以下の二つのテーブルを関連付けて使う。
(1)FIBテーブル(fromルーティングテーブル) //show ip cef
(2)隣接テーブル(fromARPテーブル) // show adjacency
※速度: 1が一番遅く、3が最も速い。
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ここも系統立てて覚えておけば問題はなさそう。
特にL2(switchport)はボーナス問題になるかと思われ。
FIB・隣接テーブル⇒CEF(トポロジベース)スイッチング=高速
show ip cefとshow adjacency
他は、show vlansですか。
単語の意味と位置づけ。
基本ですが、これらを何度も確認しておくことにします。
がんばろう、自分。
あとやっぱり、↓の公式ガイド、一度は必ず読んでおきましょう。
ハードルが高すぎるんじゃね?という場合は、まずはここの30 minutesを読むことを強く推奨。
一旦目を通したあとにping-tや黒本。
急がば回れ。基礎をしっかり頭に叩き込みましょう!