川口淳一郎教授の講演会
本日、12/25 札幌の青少年科学館で、
川口淳一郎教授の特別講演会がありました。
言うまでもありませんが、「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーですよ。
7年間。60億キロメートルの旅を指揮した方ですよ。
地球と太陽の距離は、1億5000万キロメートル。
その40倍。40AU(天文単位)。
太陽と冥王星の距離、一番近いところで約29.6AU。遠いところでも49.3AU。
とんでもないところまでぶっ飛んでいって戻ってきたわけですよ。
なんていうロマン。ワープとか要らない。
今の人間の持てる知恵と知識と創造でなしえた偉業。
語り始めると50kbくらい書いちゃいそうなのでここらで自重。
閑話休題して。
嫁が私に内緒で、この特別講演会の応募はがきを出していたらしく
それが見事に当選。
すばらしいクリスマスプレゼントでした。
でも11ヶ月の子どもを連れて行くわけにも行かないので
私一人で乗り込みました。
応募枠は満員以上だったらしく
定員びっしり。
講演内容も実に面白く、
笑いもしっかりととっておりながら、
芯の通った主張も入っていました。
非常に内容の濃い90分。
さらに、質問タイムの時には予定の19:30を回っていたのですが
「自分は今日東京に帰るわけでもないので、別に何時になってもかまいませんよ」
とか言っちゃうこの度量の広さ。
質問にも丁寧に回答しており、
好感度は上がる一方。
まさかこの年になって、憧れの人ってのができるとは思わなんだ。
宇宙ってのはいいですねぇ。