カクヨム/なろう投稿作品についてアレコレ考えるブログ

小説投稿などについて書いてます。

プロット作りに燃えるの巻 #narou

長編小説を「いきなり」書き始めるなんていうのは神業。

自分には当然、そんな才能も能力もないので、

がっちり基礎を固めてからの作業を行うことになる。

それがプロット作りだ。

(作中の)何年何月に何がある

ドコの時点でダレがナニを思う

ダレとダレが話をして、ドンナ結論に辿りつくのか。

そもそも論、誰得? みたいな。

最初はとにかく書きなぐる。

前回も記事にしたとおり、こんな風に5枚くらい。

画像

この5枚に写真のようにこまごまと書き込み。

ひたすら書き込み。整合性とりながら書き込み。

その手書き部分をデータに移して、再度出力。

画像

同じようにまた書き込んで出力して……。

結局現在A4で15枚になっています。

この基礎を何度も読み直して、

 ・「ダレ」が語るのが一番いいのか、

 ・「ダレ」の目線で見るのが一番良く表現できるのか、

 ・「ダレ」が「ドンナ」セリフを喋るのか、

をひたすら考える。今考え中。

でもって、いずれ書き始めるわけです。

プロットに沿って進めるのでブレない。

最後が見えているので迷わない。これってすごく重要だと思う。

というのは、むかーし、小説書いていた頃、

「終わり」に苦労したから。「ここでおしまい!」と決めてあると

そこに至るまでに自分も「キャラ」も、心構えが出来る。

なので、しっかりと基礎を作ってから書いた方が

読む方も書く方も気が楽ですよという話でした。

私は以下3作品を投稿しています。

 セイレネス

 セルフィッシュ・スタンド

 美味兎屋

偉そうに語っていますが、それに見合ったものかどうかは

読んで判断していただきたいと思います。

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# 以下、もっと偉そうなtwitterまとめ #

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posted at 19:40:44

長編書くのはいいのだけれど、その多くが、骨格がなってないのよ、骨格が! 書いてるうちにキャラに流されたりとか、感情移入しちゃってたりとか、キャラと勝手に内々で話ができてて読者おいてきぼりだとか、そういうのが多いの。高校生くらいまでなら仕方ないけど、それ以上ならも一遍読み直して!

posted at 19:44:25

自戒を込めてgdgd言うけど、「発表する」=「時間を投資してもらう」ことだと認識したい。「好きで読んでるんだから」じゃなくて。どっかの哲学者(ニーチェショーペンハウアーだったと思う)が「悪書は良書を読む時間を奪う。ゆえに存在自体が悪である」と言っている。

posted at 19:46:02

真にこれは正しくて、小説のよしあしを判別するのに1ページは読みたい。それにかかる時間は1分、2分、あるいは3分。君のその文章は、最後までたどり着くに値するのか。しないならするレベルまで読み直して磨きなおせ。たどり着くのに値しないのならば、投資した数分は無駄になる。

posted at 19:51:07

自分も書き始めたとき(20年以上前)はそんなだったよ……。今はそのレベルの作品がポンポンとネットに出回るわけだから、そりゃクオリティは低くなるよね。昔とは違うにしても、文章の巧拙の評価基準はそんなに変わらないと思う。つまりまとめると、ちゃんと書け。描ききれ。

以上でした!

アルファポリスもよろしくね。