「カクヨム」に登録するということ
「作者」という立場であれば、
カクヨムに参戦するのであれば、カクヨムへ登録します。
そうじゃなければ投稿できないのですから、当然です。
一方で、「読者」という立場なら?
カクヨムにユーザ登録しなくても、読むことはできます。
小説を書く立場としては
「一人でも多くの人に読んでほしい」という思いがあるので、
未登録でも「読める」ということは歓迎すべきことです。
ですが、それだけではありません。
作者だって人間です。
「何かしらの反応があったら嬉しい」ものです。
そして、それが「評価に繋がれば、なお嬉しい」のです。
カクヨム未登録では、「反応」できません。
ただ、PVという数値を増やしていくだけです。
「PVが増えるだけでも、増えないよりは断然いい。
増やしているだけマシだろ」
……という意見が出るのも仕方ないと思います。
ですが、PV自体はランキングに影響を与えない(と思われる)。
つまり「評価」という意味ではゼロに等しいのです。
※作者によっては「PV増えるだけいいじゃん」
……という意見を持つかと思いますが、
多くのクリエイターにとっては
「何らかの反応が欲しい」というのは
偽らざる気持ちだというふうに仮定して話を進めます。
作者のモチベーションを保つ事由というのはさまざまだと思いますが、
カクヨムにおいては「★」「レビュー(文)」、これだと思います。
「小説のフォロー」も、まぁ、一種の評価と考えていいかもです。名前が出るので。
カクヨム未登録では、このいずれもできない。
つまり、作者や作品を「応援」できないのです。
PVという形でも間接的な貢献はできます。
「PVが100の作品と10,000の作品、どちらを優先的に読む?」
と訊かれれば、大多数はおそらく後者の方になると思いますので。
ですが、作者としては「数値」ではなく、
「顔の見える反応」が欲しいのです。
CDや書籍の話に置き換えれば「●万枚(万部)売れた!」というのは、
記録としてはすごいと思います。が、本人たちはどうでしょう。
彼らは売り上げは「収入」に直結するので、その意味では嬉しいでしょう。
が、「売上」が「収入」に結びつかないとしたら?
「●●売れたよ!」と言われても、
「ふぅん」で終わっちゃうのではないでしょうか。
その一方で、数百枚・数百部しか売れなかったとしても、
買ってくれた人が「サインください」とか「いつも読んでます」とか
言ってくれたらどうでしょうか。
あるいは思いを綴ったファンレターをくれたらどうでしょう。
これを嬉しく感じない人はいないと思います。
カクヨムでの「★」や「レビュー」は、
そういった「顔の見える反応」なんだと思います。
現時点、拙作「シスターシスター♡双方向性三角関係」は、
PVこそ伸びていますが、★がほとんど得られていません。
PV推移管理表を作って眺めていると
「確かに読まれている」という「事実」はわかります。
「あ、最後まで行った」ということもわかります。
(結構詳細にユーザのページ遷移がわかります)
ですが、★は増えない……。
つまり、「売上」は増えたが、購買者から声はかからなかった。
という「事実」です。
最後まで読んで頂けた=そこそこ(以上に)面白かった、
という「事実」も認定していいのかな、なんて思っていたりもします。
「読んで頂きありがとうございます」という気持ちは間違いなくあります。
しかし、それと同時に、
「シスターシスター♡双方向性三角関係」では、
「登録してまで反応してやろうという気にさせられなかったか」という
マイナスの評価も発生してしまいます。
(最後まで読んでもらえたことはプラス評価なんですが……)
つまり何を言いたいのかというと、
その「作品」を少しでも「いいな」と感じたのであれば、
せめて「★」を投じてほしいということです。1つでも。
そのために必要なのは、「カクヨムへの登録」です。
一度登録してしまえば済む話です。
一度登録してしまえば、何かふとお話を読んだ時でも、
気軽に「★」を投入できます。
作者に「顔の見える反応」をすることができます。
一人の作者としてお願いします。
もし、「カクヨムの作品を読むよ」という方で
「カクヨム未登録」の方がいらっしゃったら。
ぜひ、登録してください。
そして、作品を読んだら、ぜひ★を入れてください。
(「★に値しない」のなら不要ですが!)
よろしくお願い致します。
そして、拙作(↓)も読んで頂けるとなお嬉しい。