カクヨム/なろう投稿作品についてアレコレ考えるブログ

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米津玄師の凄さ

過去にも何度か書いていますが、わたしは米津玄師の大ファンです。
ライブのチケット取れたことないけど。

本当に久しぶりに「ライブにいきTEEEEEEEEEEEEE!!!」と思えたミュージシャン。
謎なんですよね、この人。「ハチ」で出てきたときから私はこの人仮想の存在なんじゃないかと疑っていたくらいで(笑) だって、二十歳前にしてあのクオリティ連発ですからね。ありえんでしょ。

 

さて、米津玄師氏の凄さ。敢えてもはや言うまでもないんですが、全部すごい。

 

歌詞の語彙力の半端なさ、わずか数分の中に世界を創る能力、曲のキャッチーさとバリエーション、異常な歌唱力と滑舌、イラストレーション、アニメの構成力、ダンス、スタイル、ビジュアル……ダメなところを探す方が難しい。少なくとも見えている範囲では。悪い噂もトンと聞かない。ハイスペック過ぎやろ。

 

その中でもやっぱり秀逸なのは最初の二つ。

潤沢な語彙力から生み出される圧縮世界創造能力。小説でもそうなんですが、「この文字数なのにこの読み応え!」っていう作品が稀にあります。例えば1万文字(文庫本の1/10)しかないのに、映画一本見た気分になれるような作品とか。それは作者の持つありあまる語彙力から選抜された言葉、そして世界創造の能力(確固たる世界が見えてるか否か)によって創られます。語彙力無しにこれは起きないし、それだけでも起こせない。

米津玄師氏は紛れもなくその両方を持っている。正直本当にとんでもない人が出てきたもんだと思っていたら、あれよあれよと「1億DL最速記録」とか作っちゃった。本当にとんでもない人だった。ハチとして初音ミクひっさげてやってきた時から「こいつSUGEEEE」と言っていた私としては、まるで「わしが育てた」てな気分になっちゃうほど嬉しい。このまま突っ走って欲しい。

 

米津玄師氏の曲で一番好きな曲は?

これが本当に難しい質問。即答できない。というか、同列1位満点揃い過ぎて、気分で変わるとしか言えない。

orion、サンタマリア、メトロノーム、アイネクライネ、Flower Wall、ピースサイン、ゴーゴー幽霊船、vivi、砂の惑星、ドーナツホール、パンダヒーロー、リビングデッド・ユース、LOSER、打ち上げ花火、灰色と青、そしてLemon……ていうか上げきれねえ。

 

きっとこれからも記録を次々打ち立てていってくれると思う。

音楽創造という現場に一石も二石も投じていく人物だろう。

 

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