ハヤカワSFはダメでしたなー。
実はこっそりハヤカワの公募に出していたりしたんですが、ダメでした。
うう、残弾が。残り2。
しかしこれね、本当に就職活動でコケまくっているような感じですよ。
へこたれますなぁ。何度経験してもよろしくない。
正直今回のは一次は突破するだろうくらいには思っていましたが、残念。
ここ一年くらい、どんどん視野が歪んで行っている気がする。
価値観の乖離というか。
このままでは本当に何一つ成果が出せないまま、8月を迎えてしまう。
どうしたものか。
とりあえず現在連載中のこちら、よろしくです。
樹脂標本を作ってみよう(2)
というわけで
の続きです。
中に入れるもの
ただ樹脂を固めるだけではつまらないので、中に入れるモノを考えましょう。樹脂標本、ですからね。基本は。
良いのは「花」「昆虫」このあたりですが、その他何でも想像力の許すままに封入することができますよ。
昆虫に関しては私自身が今時点で研究途上なので書きません。夏の終わりころには書けるかな?
花。
さて、前回も出てきた写真↓です。
レンギョウやエゾムラサキツツジ、フキノトウ、フキ、フクジュソウらがそのままの色で封入されてますね。(ツツジはちと色変化してますが)
この花たちは全て例外なくドライフラワーです。タンポポの綿毛はちょっと特殊なので例外。
原色ドライフラワー
「ドライフラワー」と言うと、茶色がかった枯草っぽいものを想像されると思います。もしくは、「プリザーブドフラワー」とか。ここで使うのはどっちでもありません。
せっかく封入し、半永久的に置いておけるのですから、色は鮮やかなほうがいいに決まってます。ので、「原色ドライフラワー」という製法に辿り着きました。と言っても大したことじゃないんですが。
原色ドライフラワーを作るのに必要なのは二つ。
②密閉できる容器(ジップロックのコンテナおすすめ)
大きさは作りたいドライフラワーに合わせてチョイス。 大きめが良いです。
……この二つです。
どっちもホーマックとかホームセンター行けば購入できます。
原色ドライフラワーの作り方
作業自体はとても簡単です。
実際にフキノトウをドライフラワーにした時の写真があったので簡単に見てみましょう。
①まずは素材をゲット。
大きな素材=大量の樹脂を使うのでお勧めできません。
だいたい4cm*4cm~5cm*5cmで余裕が出る程度のものを選びます。思いのほか小さいですよ。5cmで余裕がある大きさって。
※このフキノトウはグラスに入れてみたくて取ってきたので、それよりははるかに大きいです。
② ↑でも紹介しているこの粉を使います。「ドライフラワー用乾燥剤」です。
中身はシリカゲルです。が、安いのでケチケチせずにこの製品を購入しましょう。
③形を崩さないように、しっかりとゆっくりとこの粉を敷き詰めます。
細かい粉なので、葉っぱの立体感とかも維持できます。
↓こんなふうに
びっしりと。完全にかくれるところまで。
④コンテナの蓋をしっかりしめ、ついでにジップロックの袋なんかに入れて7~10日程度保存します。湿度厳禁!
⑤一週間後に取り出したのがこちら。
シリカゲルの粉がびっしりついてますね。色はちょっと黄色くなってしまいましたが、まぁ良しとしましょう。樹脂に浸されると少し鮮やかになるので、そこに期待です。
⑥シリカゲルの粉を柔らかく細い筆で丁寧に落とします。
実はここの作業が一番神経使います。なんせパリッパリに乾燥しているので、ちょっとした衝撃でも折れちゃいます。あらゆる場所がHP1です。ちょっとしたダメージで死にます。このデリケートさは最後までポイントになるのでよく覚えておきましょう。
これで素材ができました。
この子は最終的にはこんな具合になっています。
(写真は樹脂流し込み直後)
気泡が気になるところですがこれはスポイトで吸い取っています。
ああ、スポイトも大事でした。
私はこれ使ってます。ものすごい勢いで減ります(笑)
参考になりましたか?
次は樹脂を実際に混ぜ合わせたりなんだりするところのメモをば。
樹脂標本を作ってみよう(1)
樹脂標本とは……?
ざっくりいうとこういう奴。
この写真の左上と右下二つが研磨済みの完成品です。右上のコップ入りのも完成といえば完成。真ん中三つは未研磨状態。
最終的にはカブトムシやクワガタを入れたいのですが、今は時期ではないので。どうせたくさん採集してくるので、うちで死んでしまった個体を使う予定。このために殺すってのはちょっと考えられない。命は大切よ。
とりあえず、その練習として、セミの脱け殻をいくつか固めてみました。
ピラミッドに封入。なかなかうまくいった。ただし未研磨。
がっつり研磨すると↓みたいな感じになります。
道具は何が必要?
色々ありますが、安く押さえたいならば、「不飽和ポリエステル樹脂」をおすすめします。ホーマックで普通に売られてます。
私が使ってるのはコレ。
①ポリエステル樹脂 注型用
②硬化剤(これがないと樹脂が固まらない)
③シリコンの型(どういう形のものを作るかで変わってくる)
私は↓の立方体形を愛用。オリジナル型も作るけどそれはまた別に。
starPG シリコンモールド 3サイズ セット レジン 樹脂 石膏 オルゴナイト アロマハイストーン ワックスサシェ 型 (キューブ)
- 出版社/メーカー: starPG
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
④紙コップ、攪拌棒、↓のようなコンテナ(タッパー)
⑤ヤスリ一式
私は80番から使っています。耐水ペーパーまたは金属メッシュをおすすめ。
↓に例を挙げますが、ホームセンターにいって現物見るのが吉。
私が使っているのは参考までに、80、120、180、240、320、400、600、800、1200、1500、2000です。下線のがたぶん必須。間のはあったらちょっとだけ気が楽。なくても支障ありません。
SK11 ポリネット両面やすり 木材・金属用 93×230mm 3枚入り C#120
- 出版社/メーカー: SK11(エスケー11)
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
↓のセットもなかなか良いです。持っていて損はしないかと思います。
⑤ルーター
精神衛生上、あったほうが心強いけど必須ではない。FRPは固いので、変な飛び出しとか傷とかが出来てしまうと面倒くさい。その時に威力を発揮します。先端部は別売のものもあった方がいいかも。その辺もホームセンター行ってみてみてください。
⑥封入するもの
ここはアイディア勝負になりますが、
・花
→ ドライフラワーにする必要あり(最上部の樹脂標本の花とかも全部ドライフラワーです)
・虫
→ 展翅乾燥が必須でいろいろ準備しなきゃならないので別の機会に。
・その他
→ 「水気」がなく、熱に極端に弱いものでなければいけるはず。
ざっくりとこんな感じです。
⑥のアイディアと下処理次第で幾らでもバリエーションは作れますね。
こんなふうに作ることも可能です(写真のは未研磨です)
ざっくりこんな感じです。
次の更新では原色ドライフラワーについて説明する予定ですが、ググれば答えはあるのよね(笑)
↓次頁
米津玄師の凄さ
過去にも何度か書いていますが、わたしは米津玄師の大ファンです。
ライブのチケット取れたことないけど。
本当に久しぶりに「ライブにいきTEEEEEEEEEEEEE!!!」と思えたミュージシャン。
謎なんですよね、この人。「ハチ」で出てきたときから私はこの人仮想の存在なんじゃないかと疑っていたくらいで(笑) だって、二十歳前にしてあのクオリティ連発ですからね。ありえんでしょ。
さて、米津玄師氏の凄さ。敢えてもはや言うまでもないんですが、全部すごい。
歌詞の語彙力の半端なさ、わずか数分の中に世界を創る能力、曲のキャッチーさとバリエーション、異常な歌唱力と滑舌、イラストレーション、アニメの構成力、ダンス、スタイル、ビジュアル……ダメなところを探す方が難しい。少なくとも見えている範囲では。悪い噂もトンと聞かない。ハイスペック過ぎやろ。
その中でもやっぱり秀逸なのは最初の二つ。
潤沢な語彙力から生み出される圧縮世界創造能力。小説でもそうなんですが、「この文字数なのにこの読み応え!」っていう作品が稀にあります。例えば1万文字(文庫本の1/10)しかないのに、映画一本見た気分になれるような作品とか。それは作者の持つありあまる語彙力から選抜された言葉、そして世界創造の能力(確固たる世界が見えてるか否か)によって創られます。語彙力無しにこれは起きないし、それだけでも起こせない。
米津玄師氏は紛れもなくその両方を持っている。正直本当にとんでもない人が出てきたもんだと思っていたら、あれよあれよと「1億DL最速記録」とか作っちゃった。本当にとんでもない人だった。ハチとして初音ミクひっさげてやってきた時から「こいつSUGEEEE」と言っていた私としては、まるで「わしが育てた」てな気分になっちゃうほど嬉しい。このまま突っ走って欲しい。
米津玄師氏の曲で一番好きな曲は?
これが本当に難しい質問。即答できない。というか、同列1位満点揃い過ぎて、気分で変わるとしか言えない。
orion、サンタマリア、メトロノーム、アイネクライネ、Flower Wall、ピースサイン、ゴーゴー幽霊船、vivi、砂の惑星、ドーナツホール、パンダヒーロー、リビングデッド・ユース、LOSER、打ち上げ花火、灰色と青、そしてLemon……ていうか上げきれねえ。
きっとこれからも記録を次々打ち立てていってくれると思う。
音楽創造という現場に一石も二石も投じていく人物だろう。
さらに新作準備中!(公募用だけど)
とりあえず4/15までに一作品。「閃烈のアスタルテ」という作品。
できれば4月中に二作品上げたい(結構きつい)
とりあえず、だーーーーーいぶ昔に書いた「憂想のヴァルトラウテ」という作品を完全分解して、主人公も変えて、人称も「三人称⇒一人称」にして、作り直しているところです。元が35万文字ある作品なので、その作品のごく一部を切り取って10万文字に増強する感じになります。
とりあえずガリガリ進めていますが、いまいち主人公に魅力がないのでひとまず書きあがったらその辺に手を入れていく感じになります。
でも、4/16~4/30までの限定公開はするかも。しれない。カクヨムで。
とりあえず、引き続き公募メインで活動しますです。
カクヨムでも5月以降、魅力的なコンテストがあれば参戦しますけどね。
カクヨムコン3、とりあえず「治癒師と魔剣」は通ったけど、最終選考はどうなることやら? 5月発表らしいですね。ううん。
落選したらシリーズ三作品まとめてどっかに応募してやりたいのだが。しかしそうなると、「GA文庫」くらいしか送れる公募がないという。どーしよーかなー。
悩みつつ。
公募に向けて邁進中(現在進行形)
昨日、3月末締め切り用の原稿が出来上がりました。
2月末で2本、3月末で1本できましたが、4月用、5月用も考えてます。がんばろう。
カクヨムコンの最終選考結果発表が5月なので、もし箸にも棒にも掛からぬ状態になってしまったら、改稿した上で三作品を同一公募に突っ込むつもり。
とにかく8月まではノンストップで行きます。行きたい。行ければいいな。
10万文字で書くことにも、去年1年でようやく慣れてきた感じがあります。
それまでは基本的にもっと長い作品ばかり書いていた気がして。
とりあえずネタはいっぱいあるのでがんばります。